完了検査の特例

新築の工事を行う際に家の計画図面などを国の基準に合っているか確認してもらう申請が必要になります。

申請を出すだけではなく、図面通り工事が行われているかの確認も入ります。

一般的に中間検査、完了検査と呼ばれるものになります。

時期としては、棟上げをしたあとの骨組みの時に行う検査が中間検査。

全て工事が終わった後に完了検査が行われます。

 

しかし現在コロナウイルスの影響で商品供給などに影響が出ています。

建築業界でも商品の納期がわからない日々が続いています。

トイレやキッチンなど生活に必要なものがありません。

それでは家が完成したとは言えず、完了検査を受けることが出来ません。

完了検査を受けていない家はお施主様に引き渡すことが出来ません。

 

その問題を解消するために国土交通省が完了検査に関する特例を発表しました。

各検査機関にも通達、運用マニュアルが出来たようです。

なかなか特例が出ることはありません。

それだけ現在の状況が異常であると言えます。

今後まだまだ用心が必要ですので、皆様もお気をつけください。

 

下記はニュースサイトのリンクです。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/00807/

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